日経225先物ミニ (mini)証拠金の注意点
日経225ミニとラージの証拠金
証拠金(しょうこきん)取引による、少額資金で取引できるのが、
日経225ミニのメリットなのですが、日経225ラージですと、
日経平均の1000倍の大きさの取引総額を動かせますが、
証拠金の額は、50〜100万円程度となり個人投資家が手軽に
売買するには、少しキツイかなと思われます。
必要証拠金額は、日々変動することに注意
必要証拠金額は、大まかにいえば、日経平均の水準が高く、価格の変動が大きいときには、必要とされる証拠金額も大きくなります。
この証拠金額は、毎週月曜日に、大阪証券取引所より発表されるのですが、
原資産(日経平均)の水準とプライス・スキャンレンジの変更に
よって変わります。
プライス・スキャンレンジとは、金融商品取引業者が取引所に
差し入れる証拠金の額を求める際に使用する計算方式=
SPAN方式に使用するリスク・パラメータのひとつです。
ちなみに、2008年10月には相場が10%を超える暴落を
記録するなど大波乱の展開となったため、日経平均が、
9000円を下回っているにもかかわらず、必要証拠金額は、
14万円超となっています。