日経２２５mini(ミニ)とは？
日経２２５mini(ミニ)は、日経平均株価（日経225）を対象にした
株価指数先物取引で、株式投資のように売買代金を支払うのではなく、
証拠金と呼ばれる担保を差し入れることで取引ができるので 、
少ない資金で比較的大きな取引ができるという特徴があります。
また、取引対象が日々のニュースで伝えられる
日経平均株価（日経225）ですので、初めての投資家でも
親しみやすく参加できます。
日経２２５mini(ミニ)と株式投資との違い
日経２２５mini(ミニ)は、先物取引の１種です。
先物取引とは、将来の一定の期日（限月）に、
現時点で取り決めた条件で買ったり、売ったりを行う取引です。
日経２２５mini(ミニ)と株式投資との違いは、限月という
「○月までに、取引を終わらせてください」と約束する取引です。
○月までと期限が決められているのです。
取引最終日までに反対売買で決済しない場合は、満期日にSQ 値で自動的に決済され損益が確定します。
満期日（SQ日）は、限月の第２金曜日の前日が清算日となります。
日経225mini(ミニ)の取引期限月（げんげつ）は、3月・6月・9月・12月（四半期限月）の13の限月に、
四半期限月以外の直近 3限月（マンスリー限月）を加えた、16の限月が取引されています。
例えば限月が 3月の先物は 3月限（3 がつぎり）と呼び、注文の際は限月を指定します。
（日経 225 先物(Large,ラージ）では、6月・12月の 10 限月と3月・9月の 3 限月の 13 の限月が取引されています。）
また、証拠金で取引を行うことにより、少額で、大きな取引が、出来ます。
例えば、株式投資では10万円分の株を買うのに10万円が必要となりますが、
先物取引では、1,000円を保証金として預けることで
10万円分の取引をするといったイメージです。
ですから、少ない資金でも大きなチャレンジが出来ます。
具体的には、日経225先物mini(ミニ)のレバレッジ（倍率）は
１００倍で、値段の刻みの呼値（よびね）は、５円刻みでなので、
５円上がると５００円の利益となります。
なお、日経225先物（ラージ）のレバレッジ（倍率）は
１０００倍なので１０円[呼値（よびね）は、１０円]上がると
１０，０００円の利益が出ます。
つまり、少ない資金で大きな勝負の出来る、資金効率のよい取引なのです！！
但し、下がった場合には同額の損失が出ます。 (^▽^;)
日経２２５mini(ミニ)には、他に、２つの魅力が、有ります。
日経225という株価指数を対象にしていますので、
倒産や上場廃止というリスクが有りません。
また、日経225の指数の上下動というシンプルな取引であり、
日経225のチャートの動向だけに集中して取引出来ますので、
個別企業選びのような面倒なリサーチは不要となります。
つまり、現在上場している4,000銘柄近い企業の中から、
各企業の業務内容、業績動向、現在の株価の妥当性などを一つ一つを
調べなければなららい個別企業の株式を買うより、利益を上げやすいのです。
このような日経２２５mini(ミニ)のメリットについて次のページで詳しく述べていきます。
