システムトレードの基礎知識
システムトレード
ここでは、システムトレードについて取り上げてみます。
日経225mini(ミニ)のトレードでは、損切りが重要です。
その損切りラインの決める要因の一つにシステム構築による
システムトレードがあるからです。
システムトレードとは
システムトレードとは日経225mini(ミニ)の
売買のタイミング・銘柄・手じまい方などのルールを定量的に定め、
それに従って売買するようなトレード手法のことです。
テクニカル分析の手法が使用されることが多いい手法です。
システムトレードにおいては、単に、
手法が機械的なだけで、銘柄の発注や損切りは人の手によって行うものや、
売買から手じまいから資金管理まで完全に自動化したプログラムに
よって遂行される場合もあります。
システムトレードの必要性
個人投資家の90%は、明確な損切りのルールを
持たずにトレードをしています。
そして、その90%の個人投資家が、年間収支マイナスの投資家として
マーケットから退場していきます。
そして入れ替わるようにして、ルールを持たない新たな個人
投資家が、カモになるためにマーケットに参加するのです。
システムトレードは、スイングトレードと、
デイトレードに用いられると効果的と言われています。
感情を排除する
システムトレードで着実に利益を積み上げるためには、
ルールに基づいた新規取引の注文(エントリー)と利益確定か
損切りの注文(エグジット)をいかに感情を排除して実行できるかで
決まるといっても過言ではありません。
日経225mini(ミニ)の投資に限らず投資で成功する人は、
投資対象について基本的な勉強をきっちりとして、
自分の投資スタイルのルールを決めて売買を行うことが、できる人です。
システムトレードで
感情に左右されないトレードが、可能になった時に
勝率が上がる可能性が飛躍的に伸びますが、
それは、過去の検証に基づいた仮説によち、あらかじめ明確な
ルールを設定することで可能になるのです。
機械になること
私たちは機械ではなく人間ですから命の次に大事ともいわれる
お金で損失を出して、常に冷静に次のトレードに臨むということは、
容易なことではありません。
このことは、人間の感情の起伏を比較すると、喪失態は充足感の
2・5倍の感情が動くという神経生理学の統計でも証明されています。
つまり、
これは、日経225mini(ミニ)の取引で損失を出したときは、
同じ額の利益を得たときの2・5倍の感情がかき乱されるということなのです。
そのため、常に同一のルールに基づいて投資判断を行い売買の
サインが出るシステムトレードを行えば自分の主観を入れる
余地はなくなり、着実に利益を膨らませることが可能になるのです。