スイングトレードとは? スイングトレードの基礎知識
スイングトレードとは
スイングトレードとは、1日のなかで仕掛けと
手仕舞いを必ず行なうデイトレードに対して、
日経平均株価に明確なトレンドがあるときに、2日間から10日間程度
の期間でトレードが完結する投資法です。
当然のことながら、デイトレードに比べてトータルでのトレード
回数は少なくなりますが、日をまたぐ分、相場の変動を受けて
1トレード当たりの損益の値幅は大きくなるのが普通です
スイングトレードの基礎知識
スイングトレードは、大きく分けると、上昇トレンド局面でのスイン
グトレード法と下降トレンド局面でのスイングトレード法になります。
さらにそれぞれ、2種類のトレード法があり、
上昇トレンド局面では「押し目買い」ど「抵抗線ブレイク買い」
下降トレンド局面では「戻り売り」と「支持線ブレイク売り」、となります。
トレンドをチェックする方法
トレンドを判断する移動平均線は、週足は
13週・26週を、日足は20日・50日を使用します。
日経225mini(ミニ)の全限月、日経225ラージの全限月の
価格の状態をすべて内包して反映しているチャートは、日経平均株価
のチャートですから、この場合の、移動平均線は、日経225ミニの
チャートを使わずに日経平均株価のチャートを使用します。
移動平均線で見ますと、、
一般的に次のような段階を踏んで「上昇トレンド」が起こりまして・・・
・第1段階 20日移動平均線が上昇トレンドになる
・第2段階 50日移動平均線が上昇トレンドになる
・第3段階 20日移動平均線と50日移動平均線がゴールデンクロスする
・第4段階 13週移動平均線が上昇トレンドになる
・第5段階 26週移動平均線が上昇トレンドになる
・第6段階 13週移動平均線と26週移動平均線がゴールデンクロスする
「下降トレンド」は、一般的に次のような段階を踏んで起こります。
・第1段階 20日移動平均線が下降トレンドになる
・第2段階 50日移動平均線が下降トレンドになる
・第3段階 20日移動平均線と50日移動平均線がデッドクロスする
・第4段階 13週移動平均線が下降トレンドになる
・第5段階 26週移動平均線が下降トレンドになる
・第6段階 13週移動平均線と26週移動平均線がデッドクロスする
上昇・下降ともに、早い段階ほどハイリスグ・ハイリターンで、
段階が進むに従って、ローリスク・ローリターンとなります。
どの段階でトレンドが発生したとして取引を始めるかは、
あなたのトレード計画にあわせて行いましょう。
「デッドクロス」と「ゴールデンクロス」とは?
「デッドクロス」は、短期間のチャートが長期間のチャートを
下に突き抜けたときのことを表し、「ゴールデンクロス」は、
短期間のチャートが長期間のチャートを上に突き抜けたことを表します。